今回、知人から招待を受け
野村萬斎 「狂言の夕べ」
に行って来ました!
野村萬斎さん といえば 映画「陰陽師」で有名ですね
狂言の舞台を観るのは たぶん中学生時代の社会科見学?以来です。
社会科見学で行った時の演目は附子「ぶす」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%84%E5%AD%90
その時の印象は「ぶす」なんて おもしろい演目の名前だな~。ふ~ん。というものでした~。(中学生ですから)
ちなみに附子「ぶす」とはトリカブトの事らしいですね。
そして 今回観た演目は「盆山」と「萩大名」
狂言 理解出来るかな~と思っていたら 演目の始めに出演者の方による解説あり
&1つの演目が約30分と短い&(猿楽の滑稽味を洗練させた)笑劇 だったので楽しめました
そもそも 狂言=笑劇 だという事を初めて理解しました。。。
狂言を観ていて気になった事が2つあります。
①大名の長袴
時代劇で良く見る袴ですが 何であんなに歩きにくい袴を わざわざ履くのか?
*私だったら 毎日これを履いて生活しろ と言われたらキレそうです*
(もしかしたら常識なのかもしれませんが、私は知らなかったので調べました。)
**あえて不便な装束を着用させ大名の動きを制限することで、将軍に謀反を起こさせないようにした。 大名もこの不自由な装束を着けることで、謀反の意思がないことを示した**
もしかしてパワハラ上司?
②狂言に余り詳しくない観客は 理解出来ない聞き取れないセリフもある。
狂言を観に行く前にYouTube・本やDVDなどでストーリーやセリフなどの知識を入れておくと、演者の演技の違いや間合いになどに集中出来るので、お笑いライブ感覚で もっと気軽に楽しめそうです。
650年続く日本の文化。大切にしなければですね。
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